コンテンツへスキップ

第23回年次大会(愛知教育大学)

本大会は盛況のうちに終了しました。
当日は多数の皆様方のご参加を賜り、活発な意見交換が展開されました。

以下は、本大会の記録です:

日時:2023年7月15日(土)10:00 - 17:50
会場:愛知教育大学  第一共通棟2階210講義室
住所:〒448-8542 愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1

電話(代表):0566-26-2111
交通アクセス:https://www.aichi-edu.ac.jp/access/index.html
 名鉄「知立駅」北口からの路線バス:「名鉄バスのりば1」から「愛知教育大前行き/愛知教育大前経由 日新駅行き」に乗車→乗車約20分で「愛知教育大前」で下車(一つ手前の「愛教大口」で降りないように)バス停から会場の講義室まで徒歩5分ほど
 「名鉄バスのりば1」発:朝 8:35-8:54(#21)、8:52-9:11(#25)、9:05-9:24(#21)  片道¥360
  知立駅発時刻表(7/15)
  愛知教育大学前発時刻表(7/15)

 キャンパスマップ:https://www.aichi-edu.ac.jp/campusmap/index.html
 ↑この地図の①が会場の建物「第一共通棟」、㉛が懇親会場の「第2福利施設(食堂)」

<大会テーマ>「教育・ことば・ジェンダー」

研究発表申込は、予定通り5/8(月)に締め切りました。

<プログラム(6/21一部改訂>→ こちら
<参加申込み方法>→ 事前申し込みは7/12(水)24:00 (JST)に締め切りました。→ 以後、当日、現地受付にて参加申し込みを承りました。→ こちら

日本語ジェンダー学会 第23回年次大会チラシ

画像をクリックすれば拡大表示されます

★ 基調講演:石川慎一郎(神戸大学)

 コーパス言語学の視点で考える「教育・ことば・ジェンダー」

言葉における性差の問題は古くから研究されてきました。ただ、個人の差と性の差を切り分けて議論することは必ずしも容易ではありませんでした。
この意味において、自然発話を大量に収集し、客観的な証拠に基づいて言語の特性を探るコーパス言語学は、ことばと性の問題についても、新しい視点を提供する可能性を持っていると言えるでしょう。
この講演では、英語と日本語を主な対象として、コーパス研究で明らかにされてきた言葉の性差について概観します。あわせて、多様性と包摂性を目指す社会の中で、とくに教育の場において、言葉と性差の問題をどう扱うべきかについても私見を述べたいと思います。

石川慎一郎(いしかわ・しんいちろう): プロフィール
神戸大学教授(大学教育推進機構・国際文化学研究科・数理データサイエンスセンター)博士(文学)。専門はコーパス言語学、応用言語学。
主著にThe ICNALE Guide: An Introduction to a Learner Corpus Study on AsianLearners’ L2 English (Routledge, 2023)、『ベーシック応用言語学2版』(ひつじ書房、2023)、『ベーシックコーパス言語学2版』(ひつじ書房、2021)、『コーパス研究の展望』(開拓社, 2020)ほか。
言語資源協会言語資源賞、英語コーパス学会学会賞、大学英語教育学会学会賞、全国英語教育学会学会賞ほかを受賞。

<プログラム(revised on June 21)>
7月14日(金)17:30 -  役員会 (オープンオフィス刈谷にて)
7月15日(土)10:00 - 17:50 年次大会
 
 9:30 受付開始
10:00 - 10:15 開会の挨拶
 総合司会:銭坪玲子(鎮西学院大学)
 会長挨拶: 斎藤理香(ウェスタン・ミシガン大学)
 開催校挨拶:
野田敦敬(愛知教育大学学長)
 実行委員長挨拶: 加藤恵梨(愛知教育大学 )
10:15 - 11:30 基調講演 
 コーパス言語学の視点で考える「教育・ことば・ジェンダー」
 石川慎一郎(神戸大学) 
11:30 - 12:30 昼休み→ 当日は生協も売店も開いていないため、名古屋駅や知立駅などのコンビニなどで各自、弁当をご持参ください。

12:30 - 15:00 パネルディスカッション「ことばとジェンダー:異なる教育現場より」
 12:30 -12:40「パネル趣旨説明」
  司会・進行:斎藤理香(ウェスタン・ミシガン大学)
 12:40 - 13:10 小学校における呼称の使用について
  渡部孝子(群馬大学)
 13:10 - 13:40 大学生の敬語使用意識における男女差と敬語教育
  横倉真弥(岐阜協立大学)

 13:40 - 14:10  アメリカの大学生の言語使用における性差意識
  斎藤理香(ウェスタン・ミシガン大学)

 14:10 - 14:15 トイレ休憩 
 14:15 - 15:00 全体ディスカッション
15:00 - 15:10  休憩
15:10 - 17:40  研究発表(発表20分+質疑応答10分)x5名
 15:10 - 15:40 大学生はどのように「腹がたった出来事」について語るのか -- ジェンダー表現に注目して --
  山本裕子(愛知淑徳大学)、酒井香星(愛知淑徳大学大学院修了生)
  司会:岡本能里子(東京国際大学)
 15:40 - 16:10 グルメ漫画の男女登場人物に割り当てられる 「うまい」と 「おいしい」 -- 割り当てられる文脈とは何か --
  稲永知世(佛教大学)
  司会:岡本能里子(東京国際大学)
 16:10 - 16:40 女性主人公の恋の相手役として設定される 「おネエキャラ」の言語行動について
  河野礼実(立教大学)
  司会:松村瑞子(九州大学)
 16:40 - 17:10 女性的な作品と女性作者との結びつきについて -- <女歌>の含意 --
  松田康介(京都大学大学院博士後期課程)
  司会:松村瑞子(九州大学)
 17:10 - 17:40 日本における 「ジェンダー」の使用例と用法の曖昧さについて --  「ジェンダー解体」をヒントにして --」
  吉田沙織(恵泉女学園大学)
  司会:銭坪玲子(鎮西学院大学)
17:40 - 17:50  閉会の挨拶 & 連絡事項
18:10 - 20:00     懇親会(愛知教育大学  第2福利施設UP 1階にて
事前申込み者のみ

<大会の様子>学会ウェブサイト掲載の写真や新聞記事などの無断転載やリンク付けはご遠慮下さい。

学会ウェブサイト掲載の写真や新聞記事などの無断転載やリンク付けはご遠慮下さい。

TOP

年次大会一覧へ

HOME

Copyright © 2023 The Society for Gender Studies in Japanese
All rights reserved