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日本語とジェンダー 第3号 目次

第2回年次大会基調講演
言語とジェンダー研究
中村桃子

・「言語とジェンダー研究」という分野名
・言語をディスコースとしてとらえる
・フェミニズム理論から学ぶことの大切さ
・今日の話のポイント
・ジェンダー概念の成立
・本質主義のジェンダー観
・構築主義のジェンダー観
・バトラーの構築主義ジェンダー観
・ジェンダーは多様である――構築主義のジェンダー観(1)
・ジェンダーは変化する――構築主義のジェンダー観(2)
・ジェンダーは選択して構築する行為である――構築主義のジェンダー観(3)
・女性という集団に意味はないのか――構築主義の問題点(1)
・女はいつでも、自由に言葉を使えたか――構築主義の問題点(2)
・ジェンダー・イデオロギーの捉え直し――構築主義の問題点(3)
・ディスコースとは何か
・「女ことば」というディスコース実践

マンガに見るジェンダー表現の機能
因 京子

はじめに
日本語におけるにジェンダー表現の位置づけ
1.ジェンダー表現とは?
ジェンダー表現の分類は二分法でなく段階的に
2.人物像とジェンダー表現
2-1 少女マンガ初期の作品に見るジェンダー表現
ヒロインの造形
人物を描くジェンダー表現
2-2 現代の少女・女性マンガの作品におけるジェンダー表現
普通の現代女性たちの言葉
働く女性の言葉は中性的
3.異性語使用の機能
女性が使う男言葉:他人格モードの創出
照れ隠しの「異人格モード」
本音トーク誘発の異人格モード
感情爆発を可能にする自己韜晦
4.まとめ
参考文献

「ロシア語から日本語翻訳に見るジェンダー観」
職業を示す名詞の女性形、男性形と、動詞の「女性形」過去形を中心に
小原信利

1. はじめに
2. ロシア語原文と、日本語翻訳にみる職業を示す名詞の性の違い
2.1 ロシア語の職業を現す名詞の意味の違い
2.2 ヴォズネセンスカヤの小説「女達のデカメロン」中の職業を現す名詞の検討
3. チェーホフの「桜の園」「ワーニャ叔父さん」にみる動詞過去形女性語尾の翻訳
3.1 「桜の園」の日本語訳
3.2 「ワーニャ叔父さん」の日本語訳
3.3 「桜の園」と「ワーニャ叔父さん」日本語訳中の終助詞数の傾向
4. 名詞と動詞の性の一致の問題からみる吉本ばなな「キッチン」ロシア語翻訳
4.1 名詞と動詞の性の一致の問題(文法優先か、意味優先か)
4.2 吉本ばなな「キッチン」の母親にまつわる発言のロシア語翻訳
5. おわりに
参考文献

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