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日本語とジェンダー 第12号 目次

【研究論文】
軍記物語に見る女性観の変容―「女の身」をめぐって―
佐藤 勢紀子
Onyshchenko, Vyacheslav

1.はじめに
2.自己認識の変化―「身」から「女の身」へ
3.身分の相対化―「高きもいやしきも」
4.意思の表明―「女の身なれども」
5.自死の顕彰―「身」を投げる「貞女」―
6.おわりに

「僕はかぐや姫」における「男装」
谷口 秀子

1.はじめに
2.修辞的な「男装」
3.女性性の否定と「僕」
4.因襲的なジェンダー観
5.性の相対化と「僕」
6.修辞的な「男装」を超えて
7.おわりに

【第12回年次大会 基調講演要旨】
能のストーリーに秘められたジェンダー性
羽田昶

【第12回年次大会 講演要旨】
「嫁」をめぐる日本語表現と日本の「うち・そと」文化
國廣哲彌

1.「嫁」をめぐる言語表現
2.日本社会の「うち・よそ」構造
3.「電話に出る」という言い方
4.「出る」を用いる諸表現と外国語の表現

【第12回年次大会 シンポジウム:日本文学の中のジェンダー観 発表要旨】
「女装文体」と近代前期の女性作家:樋口一葉の場合
斎藤理香

はじめに
「女装文体」とは
「女装文体」を超える、女性の自我を表す文体の創造

武者小路実篤『世間知らず』『友情』に見るジェンダー観
佐々木瑞枝

1.はじめに
2.『世間知らず』で語られる「C子」
3.『友情』で語られる「おんな」
4.終わりに

田村俊子「木乃伊の口紅」の女
松井幸子

1.はじめに
2.田村俊子
3.「木乃伊の口紅」で、夫婦が互いに語る相手の姿
4.「炮烙の刑」にみる不倫の意義
5.男性作家の描く女性像
6.おわりに

村上小説における「女ことば」『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』から『1Q48』まで
レイノルズ秋葉かつえ

【国際大会2011 inハンガリー 基調講演要旨】
Male and Female Speech in Japanese
Mizue Sasaki

1.OMAE(お前)
2.Sentence-Final particles
3.First-Person Pronouns
4.The History of Female Speech
5.Male-Female Speech:the Present Situation

【国際大会2011 inハンガリーシンポジウム:ジェンダー意識の背景にあるもの 発表要旨】
Gender in Japanese Language Education
Chihiro Kinoshita Thomson

Culture matters –Gender matters
Judit Hidasi

What’s in a name? A naive question to gender-specific expressions
Yasukata Yano

【国際大会2011 inハンガリー 研究発表要旨】
From ‘Marked’ to ‘Unmarked—Temporal Change of Language Meaning
Yasukata Yano

1.Language changes through time, space, and technological development
2.Changes are from marked to unmarked
3.Force for Regularization
4.Force for countability
5.Conclusion

Haiku and Women
Sachiko Matsui

The Difference in Men and Women’s Speech in the Translation
Kikuko Tatematsu

Problems of Gender in Editing a Textbook of Japanese Language
Noriko Sato
Anna Székács

【第12回年次大会 研究発表要旨】
傾聴とジェンダー
穐田照子

編集後記

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