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学会誌9号:編集後記

 日本語ジェンダー学会は、「ことば」と「ジェンダー」の関係を、特定の観点や手法、イデオロギーにとらわれることなく、 様々なアプローチによって解きほぐすことを目指して設立された。この第9号でも、本学会が取り組むべき対象の豊かな広がりと、 本学会が希求する視線の柔軟さを感じさせる意欲的な研究を紹介できることを嬉しく思う。第9回年次大会における山折哲雄氏の基調講演、及び、シンポジウムの記録には、我が国が誇る文化遺産である『源氏物語』に新たな光を投げかける知見が披露されている。

 研究論文・研究ノート・研究発表では、従来から探求されてきたテーマに加えて、テクノロジーの分野や方言とジェンダーとの関係が扱われ、研究の地平が更に発展的に広がりつつあることを感じさせる。 

 今号は必ずや、読者諸氏のさらに活発な議論を促し、また、研究の輪が広がることに貢献することと思う。

(編集委員 因京子)

編集委員(※は委員長)

 宇佐美まゆみ、小川早百合、笠原仁子、門倉正美、鈴木克義、因京子、※日置弘一郎、

 山崎佳子

査読協力者

 国広哲也、ヒダシ・ユディット、佐々木瑞枝、他

 

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